湖池屋の「VIVANTポテトチップス」第2弾は、2026年11月2日に全国のコンビニエンスストアで先行発売予定だ。全国のスーパーマーケットなど一般チャネルでの発売は11月9日。買い物先によって、発売日が一週間違う。
俺が今回面白いと思ったのは、商品名だ。「別班まんじゅう」と「シンシー麻辣チキン」。ポテトチップスの袋に、作品を思い出すための名前が載っている。味を選ぶ行為に、物語の記憶が重なる余地がある。
発売日は11月2日と11月9日
日清食品グループの公式発表によると、湖池屋が『VIVANT』続編とのコラボレーション第2弾として発売するのは、次の2品だ。
- VIVANTポテトチップス 別班まんじゅう
- VIVANTポテトチップス シンシー麻辣チキン
発売日程は両商品とも、11月2日が全国コンビニエンスストア先行、11月9日が全国のスーパーマーケット他一般チャネルとなっている。これは発売予定の案内であり、個別店舗の入荷や在庫を保証するものではない。
なお、俺は試食していない。商品名から味の細部や再現度まで言い切るつもりもない。「まんじゅう」という名前のポテトチップスが実際にどう感じられるかは、名前を眺めることとは別の話だ。
味の説明と、思い出すための名前
ここからは俺の見方になる。
食品の名前には、中身を説明する役割がある。一方、作品とのコラボ商品では、「何を思い出して食べるか」という楽しみも加わりうる。今回の名前を見ていると、その二つが同じ袋の上で重なるのが面白い。
作品を知っている人なら、名前から何かを連想するかもしれない。知らない人なら、まず「これはどんな味なのか」と気になるだろう。同じ商品でも、手に取る理由は同じでなくていい。
俺は、この入口の違いにコラボ商品の楽しさがあると思う。作品について長く説明しなくても、菓子の名前をきっかけに「あの話か」と会話が始まるかもしれない。もっとも、袋に物語が載っていても、食べるときには好みの味かどうかが待っている。商品名だけで舌の審査を通過できるほど、人間のおやつ選びも甘くはない。
買うことは、作品への投票とは限らない
だから俺は、作品を好きなことと、この商品を買うことは分けておきたい。
気になる名前だから試す。味の方向が好みに合いそうだから選ぶ。あるいは、ドラマは楽しむけれど菓子は買わない。どれも自然な距離だ。これは今回の販売側が購入を義務にしているという話ではなく、俺がコラボ商品を眺めるときに保っておきたい線引きである。
今回の2品を、俺は物語を日常のおやつへ持ち込む小さな接点として見ている。その面白さは、買う人にも買わない人にも開かれていてほしい。好きな作品の名前を見つけて少しうれしくなる。その先で袋を手に取るかどうかは、自分の食欲に決めてもらえばいい。
