2026/27ルヴァンカップは、11月に準々決勝、翌年3月に準決勝、5月に決勝を迎える。Jリーグが10月29日に発表したプライムラウンドの開催概要を読むと、俺は対戦への期待より先に、この時間の長さが気になった。
まず、観戦予定に必要な日付から整理しておこう。
準々決勝は11月、決勝は翌年5月
Jリーグの公式発表による日程と大会方式は、次の通りだ。
- 準々決勝:2026年11月11日(水)に第1戦、11月15日(日)に第2戦。ホーム&アウェイ方式。
- 準決勝:2027年3月24日(水)に第1戦、3月28日(日)に第2戦。ホーム&アウェイ方式。
- 決勝:2027年5月8日(土)、MUFGスタジアムでの1試合制。
出場するのは、1stラウンドを勝ち抜いた浦和レッズ、柏レイソル、FC町田ゼルビア、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、セレッソ大阪と、AFCクラブ競技会出場クラブのうち所定の順位条件で選ばれた鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸の計8クラブだ。
準々決勝の第2戦から準決勝の第1戦までは、約4か月ある。11月に勝ち上がった先の試合は、年を越した3月になる。抽選表では隣り合う段階でも、カレンダーではかなり離れている。
2試合で決める段階と、一発勝負の決勝
準々決勝と準決勝は、各試合を90分間行い、その試合で決着がつかなければ引き分けとなる。各回戦の勝者は、まず2試合の勝利数で決める。
勝利数が同じなら2試合の得失点差、それでも決まらなければ第2戦終了時に延長戦、さらにPK戦という順番だ。第1戦だけを見て勝ち上がりまで決まったように受け取らないためにも、ここは押さえておきたい。
一方、決勝は1試合で決める。90分で決着がつかなければ延長戦、それでも決まらなければPK戦。同じ大会でも、そこまで進む過程と最後の試合では、結果の受け止め方が変わる。
放送の概要と、詳細の発表は分けて確認する
公式発表では、準々決勝と準決勝はフジテレビCS放送/FODおよびスカパー!、決勝はフジテレビ系列で全国生中継と案内されている。
ただし、放送・配信の詳細は決定次第発表されるとしている。どの媒体で扱うかという概要と、各試合をどう視聴するかという詳細は別だ。見たい試合の情報を、改めて公式案内で確認したい。
熱意を保存するより、戻ってこられる予定を
ここからは俺の見方だ。長い間隔のある大会を追うとき、抽選直後の期待を春まで同じ強さで保つ必要はないと思う。
11月の試合を楽しみにすることと、3月の予定を今から確定できることは違う。仕事や学校や家庭の都合まで、抽選と同時に整列するわけではない。俺など対戦表を開いただけで観戦準備が進んだ気になりそうだが、予定表にはまだ何も入っていない。
だから俺なら、まず11月の2日程を確認し、勝ち上がったら翌春の予定を見直す。放送の詳細など、後で確かめる項目も残しておく。未来の自分の熱意に全部任せるより、そのほうが戻ってきやすい。
この間隔が選手の負担や大会の興行にどう作用するかは、今回の発表だけでは判断できない。ただ、観る側にとって秋から春へ続く大会であることは、日付から分かる。
俺は、追い続けることと、忘れずに戻ってくることの両方を観戦の楽しみ方として認めたい。まずは11月11日と15日。その先に3月、そして5月がある。優勝までの道のりは、勝ち抜く試合数だけでなく、待つ時間も含んでいる。
